こんにちは!Curieです。
2013年に起こった「グアム無差別殺傷事件」って覚えていますか?
グアムを訪れていた邦人観光客が次々に襲われた通り魔事件です。
あれからもうすぐ7年経ちますが、現在はどうなったのでしょうか?
今回はグアム無差別殺傷事件や、その後についてまとめてみたいと思います。
グアム無差別殺傷事件とは
グアム無差別殺傷事件とは、2013年2月12日にグアム島で邦人犠牲者が出た通り魔事件です。
現地時間の夜10時すぎ、グアム中心部タモン地区で、一人の男が車で歩道を暴走しABCマート(現地コンビニ)に突っ込んだ後、ナイフで周囲にいた邦人観光客を次々に斬りつけました。

車に轢かれた日本人男性1人と、刺された日本人女性2人が亡くなった他、日本人10人と現地住民1人が負傷しました。
グアムは毎年150万人もの人が訪れる一大観光地なだけに、大変ショッキングなニュースとして日本で大きく報道されました。
犯人の画像・動画


犯行を行ったのは当時21歳のチャド・ライアン・デソト容疑者で、グアム現地では最も重い終身刑に処されました。
劇団員で、地元CMや映画にも出演していたそうです。
2011年のグアム国際映画祭に出品した自作映画「I Heart Gu」がマリアナ諸島製作部門で優秀賞を受賞していました。
犯人の動機は?
デソト容疑者の犯行の動機については、裁判でも明らかにならず、現在もわかっていません。
交際していた女性と別れたり、写真スタジオをクビになったり、自暴自棄になっていたとか、
それが原因かはわかりませんが、覚醒剤をキメていたという話もあります。
又、現地のコミュニティでは日系と韓国系が対立しているらしく、
容疑者が所属する劇団の中の韓国系が、他の劇団員に日系の悪口を吹き込んでいたという話があり、
犯行は日本への逆恨みか?という説がある一方で、
デソト容疑者の祖父母が親日国パラオの出身で、家族ぐるみで親日家だったという話もあります。
結局のところ動機の真相は定かではありませんが、
現地住民も1人巻き込まれているし、
犯行直後、取り押さえられた容疑者は「(殺された人たちが)そうするように言った」と支離滅裂な発言をしていたそうなので
精神的な問題があったのではないかと思います。
まとめ
今回は「グアム無差別殺傷事件」についてまとめてみました。
グアムで最も重い仮釈放なしの終身刑に処されたデソト容疑者ですが
殺された人はもう戻ってきませんし、
傷つけられた側の傷はなかなか癒えるものではないと思います。
亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この事件に巻き込まれた被害者で、美しく前向きに活動する方をこちらでまとめています。

