こんにちは!Curieです。
「爆報!THE フライデー」で欠陥住宅と判明した自宅を公開した野球解説者の大島康徳さん。
自身の大腸がんだけでなく、裁判で業者とも闘っていたことを赤裸々に語りましたが、
一体どんな業者なのでしょうか?
それでは、見ていきましょう!
Contents
大島康徳の欠陥住宅で裁判で争った細田工務店とは?
細田工務店とは
細田工務店とは、木造の家にこだわりをもつ関東エリアの工務店で
1947年創業で東京都杉並区に本社をおき、施工実績は35,000棟以上、JASDAQ上場企業です。
なかなか実績があるみたいだな。
「木の家」にこだわる
細田工務店は日本の伝統的な建て方に近い「木造軸組工法」を基本に、
耐震性を強化した工法を組み合わせているそうです。
リフォームや宅建業もやってるらしいよ
へー。
経営状況は?
2020年3月期は従来予想の4.49億円の黒字から1.68億円の黒字(前期実績3.23億円の赤字)に下方修正しています。
去年の前期は赤字拡大したものの、下期で黒字転換している模様です。
なお、長谷工コーポレーションが細田工務店を完全子会社化すると発表し、細田工務店は上場廃止となる見込みです。
細田工務店の口コミ
細田工務店で半年前に建売を購入しましたが、今のところ不満はなく作りはしっかりしている印象です。
我が家は5年ほど前に、細田工務店が施工した家を購入しました。
他の大手2社の施工に比べると段違いにしっかりしていてキレイです。
細田工務店の建売り住宅に一年ほど住んでいます。
今のところ、これと言って不具合など気になるところもなく、色々気軽に相談も出来、アフターの対応も丁寧かつ早いです。
30年以上前に、細田工務店が大規模に開発した物件の1戸を購入しました。
設計上、そして施工上にも明らかに問題があり、バルコニー傾く或いは腐ってヒビが入り梁が割れししまうとの事象が発生しました。
近所の家屋は売り出し後10年ほど経過して、数件のお宅で無償でアルミ製のバルコニーに交換しました。その後、我が家も同様な事象が現れ、細田工務店に問い合わせしたところ、無償交換した物件は無い!!!お宅は1度外装改修を行っており、その際の施工業者の施工方法に問題があったので、細田工務店には全く非がないの一点張りで、社長宛に親書を送ってもナシのつぶてでした。
バルコニーの無償対応は、近所で懇意にしていただいているお宅から直接聞いており、それを言っても全く取り合ってくれませんでした。尤も、それを肯定すれば自社の責任を認める事になる事から、認めるはずはありませんが・・・・・
そんな会社なので、私は全く信用していませんよ。出来れば、他のハススメーカーを探した方が良いと思います。
細田工務店の2019年の口コミをざっとみたところ、
パラパラと低評価は見受けられますが概ね高評価という印象でした。
「爆報 THEフライデー」で取り上げられた大島康徳さんの「欠陥住宅」を見た方の口コミもありました。
不満は特にない利用者は「大島さんが建てた時代と25年ものギャップがある今とはさすがに変わっているのではないか」と言う一方、
低評価の口コミを見ると欠陥があった場合の相談には全くその責任を認めない態度が見受けられるようで
そこは大島さんの件と全く変わっていない会社の姿勢があると思いました。
大島康徳の欠陥住宅
大島康徳さんは1994年に建築費5000万円で念願のマイホームを建てました。
しかしそれは「欠陥住宅」で、数々の不具合が大島さん家族を襲います。
- 暖房をつけても寒い
- 寒さで奥さんが救急車に運ばれ腸閉塞になりかけた
- 3ヶ月後にはトイレの水があふれる
- エアコンから水が噴き出す
- 雨が降ると駐車場が水没
- 車が1台ボツに
- 扉を開けると天井の照明に当たる
- キッチンの引き出しを開けると剥き出しのコンセントが出てくる
- 外壁に亀裂
- 床の一部が腐って抜け落ちる寸前
- 玄関の壁紙をめくると柱が腐っていた
- 雨漏り多発
- 風呂のヒーターエアコンを依頼してたにも関わらずついていない
や、やば・・・
「欠陥」どころじゃないよ
相談に行っても修復する費用は全て自己負担で、それでも不具合は頻発し全てを直すことはできませんでした。
いやもう聞いてるだけで怒れてきちゃいますね・・・!
大島さんはそれでも大ごとにはせず、16年も我慢して住み続けたそうです。
しかし2010年末に息子さんが部屋の電気をつけようとした瞬間、照明が天井の一部ごと落ちるという、あわや息子さんに大怪我を負わせかねない事故が起きたのをきっかけに、
大島さんは細田工務店に乗り込んで大ゲンカになります。
そこで、欠陥住宅検査の専門家にみてもらうと、耐震性がほとんどないような細い柱や梁、断熱材がほとんど入っていないなど、想像を絶する結果が出ました。
まるでホームページとは正反対の実態ですね・・・!
大島康徳の欠陥住宅で裁判の結果は?
激怒した大島さんは、損害賠償込みで6800万円の支払いを求める訴訟を起こします。
しかし、細田工務店は反論し「図面はすでにないから確認できない」「いまだ倒壊していないことから基本的な安全に関わるとまではいえない」などと主張したそうです。
・・・。
俺だったらこんなの聞いたらキレる。
裁判中は証拠として自宅を現状維持する必要があるため補修ができず、大島さん家族はわざと欠陥を残したまま住み続けなければならなかったそうです。
そしてついに、そのストレスのせいか大島さんにがんがあることが発見されます。
治療に専念するため裁判を終えることを決意し、
5年半にも及ぶ裁判は、裁判費用にも満たない約300万円で決着したそうです。
やりきれないね…
2009年10月1日以降であれば「住宅瑕疵担保履行法」が適用されるのですが、
法律の有無に関わらずちゃんと人が快適に住める品質を提供しないのはおかしいですよね。
決して満足できない裁判を終え、大島さんは全財産を投げ打って欠陥住宅を壊し、新居を立て直したそうです。
今度こそは安心して暮らしてほしい
まとめ
今回は大島康徳の欠陥住宅で裁判で争った細田工務店について調べてみました。
経営面や口コミから、25〜30年前とは違い、今はもう高い品質の住宅を提供しているのかな・・・とは思いました。
ただ、クレームをつけることに関しては強硬派な会社のようです。
大島さんにとってはなかなか終わったことにはしづらい問題ですが
新しい家で今度こそ快適に過ごせることを願うばかりです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
