政治

人質司法とは?ゴーン会見で批判した日本司法制度をわかりやすく解説

こんにちは!Curieです。

日産の元会長カルロス・ゴーン被告がレバノンのベイルートで記者会見を行い、無罪を訴えると共に日本の司法制度を激しく批判しました。

彼が「人質司法」と呼ぶ日本の刑事司法制度とは、一体なんでしょうか?

今回は「人質司法」についてわかりやすくまとめてみたいと思います。

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「人質司法」とは?

「人質司法」とは、日本の司法制度の身柄拘束のあり方について批判的に呼ぶ言葉です。

「人質」って、なんか公正なイメージないよね

「無理やり」、「脅迫」
そんな感じの言葉だな

人質とは、自分の要求を押し通そうと、人の身柄を拘束することです。

日本では、検察側が裁判所に訴えを提起するまでに、逮捕・勾留された被疑者を最大23日間拘束され、捜査官による取り調べを受ける義務があります

そしてこの取り調べには、弁護人の立ち合いが認められていません。

そういう義務があるんだね

それが問題の争点だな

そこでは、被疑者が自分の身の潔白を主張したり黙秘権を行使したりしても取り調べは中断されることなく、供述するように追求されます。

自分の身の潔白を主張する物も全て取り上げられていますし、食事や排泄を含む動作すべてが警察の監視におかれ、家族との面会も著しく困難といいます。

更に、起訴されたあとは保釈されるわけではなく、「起訴後勾留」というのがあり、

被疑者が黙秘したり否認したりすると「罪証隠滅のおそれ」があるとして、身体拘束はさらに長期化させられます。

でも、火のないところに煙は立たないもんね?
事件の真相は明らかにしたいじゃん

それが・・・煙を立てた結果になった例も過去にはある

過去に「郵便不正事件」という事件で、

郵便法違反と虚偽公文書作成罪で起訴された元厚生労働省局長の村木厚子さんは、約4ヶ月間勾留され、結局冤罪が確定しました。

鹿児島県の「志布志事件」は、最終的には架空の事件であることが認められた事件なのですが、

選挙法違反で軽い罰金刑程度の罪で起訴され、高齢者を含む市民が最大395日間拘束され、

”自白”に従った人はすぐに釈放される一方で、否認を貫いた人はずっと拘束されました。

そんな事例も実際にあったんだ・・・

拘束する必要のなかった人の大切な人生を著しく奪うこともできてしまう制度なんだな

このように、罪を認めるまで身体拘束を続け、長期間の取り調べを弁護人の立ち合いもなく受けさせ、

被疑者に虚偽自白までさせることが可能な日本の刑事司法のあり方を「人質司法」と言われています。

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「人質司法」について会見で何が述べられたか?

ゴーン被告は「自供すればそれで全て終わる。そうしないと家族の身も危ないぞ」と何度も言われたと述べました。

他にも、

  • 尋問は弁護士がいない中で1日8時間行われた
  • 週1だけ通訳がくる
  • シャワーは週2回
  • 薬の支給もない

など、拘束されていた当時の状況を細かく会見では説明していました。

自分だったら確実に精神的に病むわ・・・

どれだけこの状態が続くのかわからないっていうのが厳しいな

又、ゴーン被告の姉妹や子供とは面会することはできたものの、

夫人とは「証拠を操作することになる」という理由で面会が許されなかったことを強く批判しました。

「人間性を否定された気分だ」と精神的ダメージが大きかったと述べ、「そうすることで検察側は私を崩そうとした」んだとか。

ゴーン被告によれば、日本の有罪率は99%で「外国人の場合もっと高い」のだそうです。

それで逃亡したんだ・・・
でもどうやって?

俺はそれが一番気になるんだがな

本人の口から一番聞きたいよね

言うわけないだろう

まとめ

今回は、逃亡したゴーン被告が批判する日本の司法制度「人質司法」について調べてみました。

身の潔白を主張するなら不正に日本を出国する前に裁判で公に言うべきだという意見がある一方

こういう事情があってはまともに話せる状態ではないとゴーン被告は述べました。

国を巻き込み、単なる過少申告の容疑では済まなくなった被告の今後ついて

ますます目が離せませんね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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ABOUT ME
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Curie
大学を卒業後旅行会社に就職するも、不自由な生活に疑問を感じ退社。 自由に国内外を飛びまわれる未来を夢見て、ノートPC1台で生活できる基盤に挑戦中。 食べることと旅がすき。