政治

ウクライナ疑惑とは?わかりやすく解説!トランプ弾劾になるか

こんにちは!Curieです。

トランプ大統領のウクライナ疑惑をめぐる弾劾訴追の審議が下院で行われ、決議案が可決されました。

これでトランプ大統領は、弾劾訴追された米国史上3人目の大統領となりました。

ていうか「ウクライナ疑惑」って何?
これだけニュースでワーワー言ってるのに
一般ピーポーの私はわからん。

ピーポーって・・・

今回は、現在メディアでワーワー言われている「ウクライナ疑惑」について、わかりやすくまとめていきたいと思います!

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ウクライナ疑惑とは?

2019年6月18日、トランプ大統領は2020年の大統領選再選を目指すことを表明し、選挙運動を正式に開始しました。

しかし!

9月に、こんなニュースが飛び出します。

トランプ氏がウクライナにバイデン氏の捜査依頼か

トランプ氏、ウクライナ大統領にバイデン氏息子の調査要請

なになに?
バイデン氏?息子?ウクライナ?

落ち着け!
いっぺんに言うな!

バイデン氏は、野党・民主党の大統領指名候補で最も有力視されている人物で、簡単に言うと、2020年大統領選のトランプ氏の最大の政敵(ライバル)になりえる存在です。

バイデン氏はトランプ政権の前の、民主党・オバマ政権で副大統領を務めました。

ここで息子と出てくるのは、バイデン氏の息子です。

彼は2014~2019年4月まで、ウクライナの天然ガス会社ブリスマの取締役を務めました。

ニュースによると、7月25日、ウクライナ大統領との電話会談でトランプ大統領は、バイデン氏とバイデン氏息子に対する調査を行うよう依頼したそうなのです。

え・・・なんで?

卑劣なライバル潰しってことだろ。

えー????

民主党の見方によると、トランプ氏が大統領権限をつかってウクライナ大統領に圧力をかけ、

自分が2020年大統領選で再選するために、民主党・最大のライバルであるバイデン氏が選挙で不利になる情報を探り当てるよう働きかけた・・・

というのが本当なのかどうか、それがいわゆる「ウクライナ疑惑」です。

なぜ問題が勃発したのか?

大統領と外国首脳との電話会談には、同時通訳がつき、情報機関の担当者が内容を聞いています。

この情報機関の担当者が、トランプ大統領とウクライナ大統領との問題の電話会談を聞いて、内容が「あまりにも気がかりだ」と感じます。

8月12日、担当者は大統領のこの通話内容について、観察総監や国家情報長官代行、上下両院の情報委員長に書簡を送って報告、つまり、内部告発をしたのです。

その手紙を、連邦議会は公表しました。

トランプ大統領は、告発者は民主党支持者だと反発していますが、民主党支持者による党利党略のためのスパイ行為なのかは定かではありません。

「慣例どおり、政策担当やシチュエーション・ルームの当番など、10数人のホワイトハウス職員が電話の内容を聞いていた」

https://www.bbc.com/japanese/49848138

もしこれが本当の話だったら、トランプ大統領が行ったことは超インチキどころの話ではありません。

現職の大統領にして重大な汚職になりえるため、共和党内でも真実を知りたいという声が上がっています。

「もし大統領が政敵の捜査をするようウクライナ大統領に頼んだり圧力をかけたりしたなら、それが直接であれ個人の弁護士を通してであれ、極めて問題となり得る。事実が公になることが欠かせない」

ウクライナ大統領との電話会談の記録は?

7月25日に行われた、問題のトランプ大統領とゼレンスキー大統領(ウクライナ)の電話会談の内容はこちら(日本語訳)で確認できます。

〜〜長い!
いろんなカタカナの名前が出てきてわからん!

ごもっとも。

会談内容をわかりやすい表現で、「ウクライナ疑惑」に関わる部分を要約すると、以下の通りです。

ゼレンスキーがアメリカからの追加支援を要請し、アメリカ製対戦車ミサイルの購入を申し出ると、トランプは不可解な交換条件を持ち出していた。政府当局者が書き起こした通話記録によれば、こうだ。

「ご希望に沿いたいとは思うが、こちらにもいろいろ問題があってね。そちらに情報があるはずだから、調べてほしいんだ」

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/10/post-13090_1.php

トランプは、次の大統領選で民主党の最有力候補と目されるジョー・バイデン前副大統領の息子ハンターが役員に名を連ねるウクライナのガス会社ブリスマへの捜査をウクライナ当局が中止した経緯についても調査を依頼した。「バイデンは捜査を中止させたと得意げに話している。だから調べてほしい」

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/10/post-13090_1.php

え?
いよいよわからん!
お手上げ!

ウクライナ当局が、バイデン息子が取締役のガス会社への捜査・・・あたりからわかりにくいよな。

バイデン氏も「ウクライナ疑惑」?

ここで前提となる情報が必要になります。

それは、ウクライナに長年はびこる汚職の問題です。

残念ながら、ウクライナはソ連から独立して以来、内戦や汚職、景気低迷が続いています。

バイデン氏がまだ米副大統領を務めていた時、ウクライナに支援を続けていた複数の欧州首脳や国際通貨基金(IMF)首脳らと共に、

当時のウクライナ検事総長は汚職摘発に及び腰だと批判し、解任を求めていました。

それについて米ニューヨーク・タイムズ紙は、2016年3月、バイデン氏がウクライナを訪問した際に、そのウクライナ検事総長を辞めさせなければ、10億ドルの借款保証を取り下げると強く求めたと報道しました。

これを受けてウクライナ議会は検事総長を罷免しましたが、検事総長が汚職疑惑で捜査していた国内企業のうち、バイデン氏息子が役員を務めていたガス会社もその中に含まれており

この罷免によってバイデン息子及びバイデン氏は追及を免れることになったとしています。

電話会談でトランプ大統領は、このことを調べるように軍事支援と引き換えにゼレンスキー大統領に要求していたのです。

しかし、バイデン氏が当時の検事総長を他の首脳らと共に解任を求めていたことは確かでも、捜査を中止させた証拠はありません。

また、ウクライナ前検事総長は、彼がバイデン親子を捜査する理由はそもそもなく、もし捜査するとしてもそれはアメリカの司法管轄下になる、と述べています。

トランプ大統領によるこのような事態を受けて、バイデン息子は、一切の不正はなかったとしつつも、父親が副大統領でなければウクライナのガス会社の役員にはならなかったと、後悔していることを述べました。

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トランプ大統領弾劾調査→下院で決議案可決

この会談を理由に、民主党幹部はトランプ氏に対する正式な弾劾調査を開始し、

12月19日、野党・民主党が過半数の下院で弾劾追訴決議案が可決されました。

  • トランプ氏が2020年大統領選で戦うことになる可能性のあるバイデン氏の評判を汚そうとして外国の手助けを求め、その交渉材料として軍事援助を利用した「権力乱用」
  • 連邦議会の弾劾訴追調査への協力を拒否した「議会妨害」

上記2点を弾劾理由としています。

ジョンソン元大統領、クリントン元大統領に続く、3人目の弾劾訴追された大統領となりました。

トランプ大統領、弾劾なるの!?

いや・・・
与党・共和党が多数を占める上院で3分の2以上の賛成が必要になる。

てことは、弾劾になる可能性は・・・

低いな。
与党の9割がトランプ支持を表明しているからだ。

「ウクライナ疑惑」の今後は?

「ウクライナ疑惑」が今後どう影響するかは、来年の大統領選でしょう。

有権者は、無理と知りながらなりふり構わず弾劾手続きを進めた民主党に対して反発を強める可能性があります。

そうなの!?

トランプの支持率は弾劾調査を始めてから上昇し続け、
12月前半期間で人気最高水準の45%に到達した。

アメリカの人たちの半分くらいが
弾劾すべきじゃないって思ってるってこと?

半分以上だ。
「罷免すべきでない」の回答は51%
「罷免すべきだ」の回答は46%

そうなんだ〜

ただ、トランプ大統領は1期目で弾劾訴追されたという、不名誉な称号を得ることとなりました。

来年の大統領選でたとえトランプ氏の再選が決まったとしても、

民主党は下院に加え上院でも過半数を獲得することを目指し、

任期中に再びトランプ氏の弾劾を仕掛けるのではないかと見られています。

まとめ

いかがでしたか?

今回はトランプ大統領の「ウクライナ疑惑」について、わかりやすくまとめてみました。

ウクライナ疑惑に関わる人物は他にもいるのですが、カタカナの名前を減らすために思い切って省きました。

至らない点が多いことは重々承知ではありますが、少しでも理解のお役に立ちますように。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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ABOUT ME
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Curie
大学を卒業後旅行会社に就職するも、不自由な生活に疑問を感じ退社。 自由に国内外を飛びまわれる未来を夢見て、ノートPC1台で生活できる基盤に挑戦中。 食べることと旅がすき。