こんにちは!Curieです。
世界で唯一ウロコをもつ哺乳類、センザンコウが「世界まる見え」で特集されますね!
ところで、日本でセンザンコウが見れる動物園はどこなんでしょうか?
それでは、見ていきましょう!
日本でセンザンコウが見れる動物園は?
日本でセンザンコウを飼育している動物園は
- 上野動物園(東京都)
- 東山動物園(愛知県名古屋市)
の2つです。
しかし、2020年現在センザンコウを公開しているのは上野動物園のみで、
東山動物園は公開停止しているそうです。
上野動物園にいる「ミミセンザンコウ」がこちら。
のそのそ歩いてます。
愛らしくてかわいい!
センザンコウという動物をご存知ですか?
哺乳類なのにうろこを持った変わった動物ですが、絶滅の危機に瀕しており、肉やうろこを目当てにした違法取引が止まりません。
野生動物保全の一歩はまず、その動物を知ること。
上野動物園の東園「夜の森」にいますのでぜひ、見にきてください。 pic.twitter.com/d6Q1FURJLO— 上野動物園[公式] (@UenoZooGardens) September 2, 2017
上のツイートの画像には2頭いますが、2020年現在展示している子はオス1頭のみで、もう1頭は2018年に永眠したそうです。
展示場所は上野動物園の東園「夜の森」です。
<恩賜上野動物園>
〒110-8711 東京都台東区上野公園9−83
開演時間9:30~17:00
休園日:月曜(月曜が祝日の場合は翌日)
センザンコウは絶滅危惧種!密猟されている理由は?
センザンコウは2016年からワシントン条約で保護されていますが、世界で最も密売されている哺乳類です。
センザンコウの肉は高級中華食材、ウロコは漢方、皮は靴やカバンに使われるため、
中国やベトナムに毎年10万匹も密輸入されているといいます。
1匹分のウロコの取引額は1100万円相当の価値になるんだそうです。
1匹1100万円ってすごい価格ですよね・・・!
しかし、需要急増でセンザンコウの数が激減し、対策が遅れていることが問題になっています。
野生動物の密猟対策については、主にゾウやサイなど象徴的な動物に重点が置かれており、センザンコウなどそれほど知られていない動物が犠牲になっているという。
例えば南アフリカでは、ゾウやサイの密猟には10万ランド(約70万円)の罰金と10年の禁錮刑が科される可能性がある。だが、センザンコウの密猟については、1500ランド(約1万円)の罰金の可能性となっている。
https://www.afpbb.com/articles/-/3253553
1匹1100万円で取引されているセンザンコウ密猟の罰金がたった1万円で済むのなら、
それは対策とは全然言えませんよね。
日本はセンザンコウの闇市に関与していませんが、
オークションサイトを見ると普通にセンザンコウ革のカバンが出品されています。
こういった現状から早くセンザンコウが守られる世の中になることを願っています。
